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このCSS3のモジュールは、どのように値がプロパティに割り当てられるかを説明する。CSSは、いくつかのスタイルシートが文書の描写処理に影響を及ぼすのを可能にし、それらのスタイルシートを結合する過程は"カスケード処理"と呼ばれる。もしも、値がカスケード処理を通してひとつも見つけられることができなければ、値が親の要素から継承されたり、プロパティの初期値が使われたりする。
これはCSSのレベルの3のモジュールの草案である。 W3Cの勧告になる前に、おそらく何かのほかのモジュールとともにくくられるだろう。
ACSSのレベルの2にも存在するここで説明されるプロパティと特徴は、後方への互換性があるように意図されている。(実際はこの草案にはひとつも新しい特徴がなく、ただCSSのレベルの2の適切な部分をCSS3のモジュールの形で書き直すためだけに供給されるが、未来のバージョンにおいてはあるだろう。)
この草案、"策定進行中"としてのほかは引用されるべきではない。CSSを策定する団体の策定項目で、また、スタイルの活動の一部である。やがてどんな時点でも、修正されたり完全に中断されたりするかもしれない。仕様書の実験をする目的のための実装は、実験用とはっきり示さえすれば、歓迎される。
この草案に関する意見は請われる。議論のための好まれる場所は、(記録された)公開のメーリングリストのwww-style@w3.orgである。W3Cのメンバも、CSSのWGのメーリングリストにコメントを送ることができる。
現在のW3Cの勧告や、策定中の草案や覚書を含むその他の技術上の文書の一覧表はhttp://www.w3.org/TRで手に入れることができる。
このCSS3のモジュールは次に続くほかのCSS3のモジュールに依存している。
CSSの基本の設計の原則のひとつは、作者も使用者も文書の描写処理に影響を及ぼすのを可能にする。このCSS3のモジュールは、どのように与えられた要素/プロパティの組み合わせによるいくつかの相容れない宣言の中でひとつを選ぶかを説明する。選択の過程で使われる仕組みは"カスケード処理"と呼ばれる。しかしながら、しばしばひとつの宣言も要素/プロパティの組み合わせの値を定めようと企てられていなければ、値は、"継承"によって親要素から、あるいはプロパティの"初期値"から移らなければならないだろう。
カスケード処理と継承の過程は
カスケード処理と継承の過程の出力は、"結果として生じている値"として知られているたった一つの値である。結果として生じている値は、使われることができる前にある計算を必要とするかもしれない。たとえば、与えられた要素に対する'font-size'のプロパティは文書を描写するのに使われる前に、装置が明示する単位に変えられる必要がある'10em'であるかもしれない。結果として生じている値に関する計算は、値と単位のモジュールで説明される。
要素/プロパティの組み合わせに対する値を調べるには、ユーザエージェントは次に続く基準にしたがって、重要性の順序において、宣言を分類しなければならない。
分類する過程は、ほかの宣言よりまさった、"勝者となる宣言"ができるまで続ける。
"結果として生じている値"を調べるには、次に続く擬似のアルゴリズムが使われなければならない。
親がないから、文書の木[参照を追加する]の根が親の要素からの値を用いることはできない。この場合においては、初期値が結果として生じている値となる。
カスケード処理の過程において、宣言を分類するために、宣言の重さが知られなければならない。CSS3では、宣言の重さは、宣言の起源と重要性の印がつけられた水準に基礎付けられる。
CSSのスタイルシートは、作者、使用者とユーザエージェント(UA)という三つの異なる起源を持つ。
デフォルトでは、作者の宣言には使用者の宣言より多くの重さがある。しかしながら、しかしながら、"important"として印をつけられた宣言に対して、優先は留保される。使用者も作者も両方とも宣言はUAの宣言より多くの重さを持つ。
デフォルトでは、この方法が、使用者のそれよりも作者の宣言に多くの重さを与える。それゆえに、たとえば、プルダウンメニューを通して、UAがあるスタイルシートの影響をとめる能力を使用者に与えることは重要である。
インポートされるスタイルシートの中の宣言は、インポートされる元のスタイルシートの中の宣言より小さい重さを持つ。インポートされたスタイルシートは、それ自身再帰的にほかのスタイルシートをインポートしたり、無効にしたりすることができ、同じ優先権の宣言が適合する。
[謝意]